オナニーをやめたくてもやめられないあなたに。
若くて健康な男性であれば、多かれ少なかれ、マスターベーションを我慢できないでしょう。
しかし、決して軽く見てはいけません。
深刻化すると、発達障害や精神疾患にも似た症状を現すことがあるからです。
特に、25歳を超えても、そんな生活を送っているあなた、危険かもしれません。
エロビデオやエロDVD、インターネット上のエロ動画を見て、マスターベーションし続けると、脳に悪影響を及ぼすことがあるのです。
こんな症状でお悩みでは?
次のチェックリストを見てみて下さい。
最近、あなたにこんなことが起きていませんか?
日常的に――3日に1回以上の頻度で、マスターベーションを行う人で、このリストに1つでも当てはまる場合は、危ないかもしれません。
オナニー中毒、マスターベーション依存症の可能性があります。
また、当てはまる項目が多ければ多いほど、依存症は進行していると考えられます。
中毒は体内に取り込まれた毒素によって、生体の正常な機能が失われることであり、依存症は依存の対象との関係をコントロールできなくなっていることです。
この意味で、本プログラムが対象としているのは、依存症です。
ただし、本プログラムでは、マスターベーション依存症はある要素が脳内に取り込まれることによって発生するものであるともとらえているため、中毒という言葉を併用しています。
精神疾患や発達障害と診断されたことは?
以上のチェックリストは、決して根拠のない話ではありません。
アメリカの心理学者ゲリー・ウィルソン博士は、「The Great Porn Experiment」と題する講演を行っています。
直訳すれば「大いなるポルノの体験」、つまり、エロ動画を試聴する体験がどれだけ大きな影響をもたらすかを語ったものです。
博士はそのなかで、インターネットを通じてエロ動画を見続け、マスターベーションを続けることによって、様々な異常が現れると述べていました。
具体的には、次のような精神疾患や発達障害に似た症状をもたらすと語っています。
ADHD(注意欠陥多動性障害)
社会不安障害
鬱(抑うつ症、うつ状態)
あがり症
強迫性障害
ただし、決して、これらの疾患・障害に罹っているわけではありません。
あくまでも、原因はエロ動画によるマスターベーション依存症であり、オナニー中毒なのです。
ゲリー・ウィルソン博士は、次のように語っています。
「根本的な原因がエロ動画であるにも関わらず、それに本人も医者も気がつかずに、誤った治療をしてしまう可能性さえあるのです」
エロ動画鑑賞によるマスターベーション依存症になると、こうした症状が現れると主張していたのは、同じく心理学者のフィリップ・ジンバルド博士でした。
ジンバルド博士は著書『男性の消滅』で、こんなことを述べています。
男性が学業で挫折しがちだったり、ADHDと診断されるのが多かったりするのには原因がある。
それは、「アダルトサイトに次々とアクセスし過ぎること」である。
「性的な興奮による中毒が問題になっている」のだ。
性的な興奮による中毒とは、ようするにオナニー中毒のことです。
エロ動画でオナニーし続けることは、男性にこれほどの悪影響を及ぼすというのです。
もしかしたら、あなたもこうした精神疾患・発達障害に罹患していると診断されたことがあるかもしれませんね。
「自分で、これらの疾患に罹っているのかも」と自己診断した人もいるかもしれません。
でも、たとえそんな診断が下されたとしても、あなたの症状がカウンセラーや投薬治療で改善する見込みは少ないでしょう。
原因が間違っているからです。
精神疾患・発達障害だと言われて治療を受けているのにも関わらず、症状が改善しない方は、オナニー中毒、マスターベーション依存症を疑った方がいいかもしれません。